音楽番組と集中力について。
今日は珍しくテレビの話でもしようかな。
先日、ミュージックフェア21という番組を見ていました。この番組はシオノギ製薬の一社提供による長寿番組。「流行に左右されない、本当に良いもの」をお届けしてくれる希少な音楽番組ということで、家にいてテレビをつけたタイミングがあえば必ず見ているのですが、そこで感じた自分に対する危機感について。
一曲まるまるフルコーラスで流れているあいだ、何度もチャンネルを変えたくなる衝動にかられました。その一曲が、斉藤和義の「歌うたいのバラッド」という大好きな曲であったにも関わらず。
考えてみれば、最近の音楽番組で一曲まるまるフルコーラス流れるケースは希なのでは? その理由はいろいろ考えられるよね。30分や1時間といった制限がある中で多くの音楽を流したいという思いや、視聴者を飽きさせないための工夫だという見方もできるけど。
ここで気づいたことがひとつ。そういえば、みんな一日の中で「なにかをしながらなにかをする」という時間の過ごし方が多くなってない?
パソコンくんなら同時にたくさんのことを処理できるけど、人間はどうがんばっても無理が出てくると思う。部屋の間取りでいえば、パソコンの脳みそは2LDK、人間の脳みそはパソコンの2LDKと面積は同じだけど、大部屋。一人部屋と兄弟部屋にも例えられるかな。やっぱり同じ部屋に他人がいたら、意識しちゃうなー。
そんなわけで最近は、ひとつのことに集中する時間を無理矢理にでも増やそうと努力してます。ひとつのことに集中してると、頭の中のスキマでぱっといいアイデアが浮かんだりするからね。同時に二つのことをやってると、このスキマさえも埋まってしまうんじゃないかと思ってさ。
なんか今日の日記は誰かに語りかける感じでフランクだなぁ。