おとやすみ日記

ゲームプランナー、一児の父です。

2015年の抱負

今年の抱負は、自分の内側と外側に対してとで、合わせてふたつあります。
それは、
・「習慣を変える」
・「夢中になる仲間をつくる」
こと。
 
■習慣を変える理由
 
まずこの1月で、今まで続けてきたことをいったんやめてみて、効果を再確認する。
たとえば、日報と10分ごとの作業ログをつける習慣。去年1年間続けてきたが、それによって仕事が上手くいってた部分もあるので、やめたら不安になってます。ほんとに仕事してるのかどうか。
でもこの「不安」という気持ちが大事。
日報を書くということでなにかを作っている感覚になっているんじゃないかと思ったので。
去年は結局運用の仕事だけで、新しいゲームを作らなかったので、それと同じやり方を続けても新しいゲームは作れないと感じている。
 
日報と10分ごとの作業ログによって、仕事の集中力が上がっているのはあるが、昨年作ったものや仕事のアウトプットが、自分の想像を超えるものだったか?という点で考えると、そうではなかったから。
今ある運用の仕事を効率良くまわすためには良い方法だったが、新規企画のように未来の仕事を生み出すためのキーポイントはそこにはなかった。
 
また、「これまでの習慣」によって「心が安定して満足している」状態になっていたことも気をつけなければいけない。
「満足感」というのは、クリエイターにとってあんまり良くないのでは?と考えることがある。
ものづくりする人には「衝動」が大事だと思っていて、それはどちらかというと負の感情とリンクしていることが多いと、過去に体験してきたから。
負の感情とは、「焦り」「不安」「怒り」「嫉妬」とかですね。
 
我々は「ものづくりをする以上、アーティスト的な一面も持っていないといけない」と肝に銘じておくべきだと考える。ピンク(弊社のクライアントワークチームのリーダー)が言っていた「美意識」もそういうことだと理解している。
 
「ミュージシャンは不幸なときほど良い曲を書く」という話があるが、それも似たようなことかもしれない。
名曲の裏に美談があるのは、後々に付け加えられたエピソードかもしれないが、自分でもこれは体験しているから間違いないはず。
 
 
■ダメ人間が変われた理由は「自分ルール」「環境の変化」
 
なにも考えずに生きていると楽なことを選んで遅刻も欠勤もするダメ人間でした。
そんな自分がなぜ変わったのかというと、自分ルールを作ったり、結婚したりで環境が変わったからです。
決意を新たにするだけじゃまったく意味がなくて、行動に落とし込まないと意味がありません。
 
 
■行動理念「夢中になる仲間をつくる」
 
チーム戦。自分ひとりでなんとかしようと思っての行動が多かった。
自分にできないことにチャレンジするのは大事だが、チーム戦においてはそのチャレンジの種類を変える必要がある。ゲーム開発はチーム戦なので、この理念はとても合っていると思っている。
そして、こういう一言のキャッチコピーにまとめるのはすごくいい。思い出しやすくなるから。