JR大船駅徒歩3分のポルトガル料理空間「メルカド」
ポルトガル料理は、日本人の舌に合う
「インターネットがあればどこでも仕事はできる」ということを証明するために"期間限定の海外オフィス拠点で開発合宿を行う"という弊社の「旅する支社」制度。
入社2年目の頃、僕はこの制度に参加してイタリア(フィレンツェ)に2週間滞在させてもらいました。
イタリア滞在中の食事はというと「パスタ、生ハム、ときどきジェラート」で、自称・生ハム大好き人間の僕としては美味しい生ハムを安価で大量に買えることだけでもイタリアは夢の国でした。
「イタリアになら移住してもやっていける。」
そう何度も思ったものです。
しかし、今年2015年4月に大船にオープンしたばかりのポルトガル料理のお店「メルカド」に行ってから、すっかり「イタリアン<<ポルトガル料理」になってしまいました。
この「メルカド」というお店、共に中学時代から同じバンドのメンバーだった地元の親友が、妹とふたりでオープンしたお店です。(これまた妹さんの接客が評判良い!)
このお店、生パスタも美味しいんですが、このお店で紹介したいのは冒頭の写真、パクチー(コリアンダー)が添えられたメルカドの名物、タコごはんです。このメニューの主役は一見具材のタコかと思いきや、お米のほう。
固めに炊かれてほんの少しだけ芯を残したお米は、リゾットのようにベタッとしておらず、一粒一粒に魚介の出汁がこれでもかというくらい染み込んでいます。
パクチーがアクセントとして非常に効いており、最後の一口まで飽きない、 味わい深い一品。
こちらは夜メニュー、「豚バラ肉とアサリの炒めもの(名前わすれた)」。
ジャガイモも入っていてボリューム感あります。
ごろっとした厚切りの豚バラ肉にアサリの出汁が染みこんで、少しスパイシーな味付け。仕上げのパクチーがこれまた食欲をそそります。
メニュー名を忘れたうえに、食べる前に写真撮り忘れました。それくらい美味しい。
ぼくがポルトガル料理好きになった理由の、とどめの一手がこれでした。
普通のジントニックは、ちょっと苦味っぽい酸味を感じますが(それが良いんですが)、メルカドのジントニックは、パクチーとミニトマトが入っており、なんともすっきりとしたさわやかな味に。彩りも良いですね。
舌の上に変な苦味が残らず、すいすいイケます。
このように、ポルトガル料理にはパクチーがよく使われているらしく、パクチー好きの自分にとってはたまりません。ポルトガル語ではパクチーのことを「クエーントロ」と発音するとか。
パクチーが苦手な方も、注文時に一言いえばお好みで調整できる(はず)なので、ご安心を。
ランチセットはごはんセットと生パスタのセットの2つに分かれており、計4種類。もちろんタコごはんも選べます。サラダもしくは前菜プレートやスープがついてお値段は1000円ほど。
セットのサラダも侮れません。決して手抜き感はなく、ドレッシングがやたらと美味しい。
「メルカド」とは、ポルトガル語で「市場」を意味する言葉。
そんな意味を持つこのお店の隣は、偶然にも?激安で有名な大船市場。
オープン早々に大船の人気店になり、この日もランチタイムはほぼ満席状態でした。
そうそう、さっそく「湘南スタイル(雑誌)」にも掲載されていました。
オープン当時、レセプションパーティにはたくさんのお客さんが。
写真右でアコースティックベースを弾く彼も、中学時代からのバンド仲間。