おとやすみ日記

ゲームプランナー、一児の父です。

2013年の振り返り。

 

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これは今年送った年賀状。

ドット絵の「馬」だとわかってくれた人は何人くらいいただろうか。馬のドット絵にすることにこだわりすぎて、写真のチョイスが偏ってしまったことはどうにも否めない。

年賀状を送っていたのはせいぜい中学生までだったが、結婚式を挙げると、年賀状を贈る習慣が復活する。これはどの家庭でも同じなのではないか。とても良いと思う。

結婚式の招待状で、親しい人と住所をあらためて交換することになるので、結婚した次の年の年賀状は「結婚しました」になるし、その次の年は子供の写真入り年賀状になる確率が高い。(ちなみにウチはそうではなかった)

今年の目標について

昨年末にあらためて感じたけれど、一年の初めに立てた目標とか抱負なんてまったく覚えていない。

なので、「今年の目標」は立てないことにした。

それよりも大事なのは、小さな目標が積み重なった「目標の階段」を設定しているかどうかだなと。少しずつ、地味に、地道にのぼっていく。そして一年を振り返った時に「あぁ、こんな高いところまで来たんだな」と実感したい。

イメージとしては、初詣に行ったときの、鎌倉鶴岡八幡宮の石段をのぼりきって下を見下ろしたときの光景だ。のぼるときは、後ろは見ない。注意深く、足元だけを見る。高いところに来たと思えるのは、のぼりきった後だけ。

地味に、地道に

今年の目標、ではないけれど、モットーにしていきたい言葉・考え方の根本になった文章がある。以前もこのブログに書いたものと同じで、出典はいわゆる2chのコピペだが、やっぱりずっと印象に残っていて、このコピペを思い出す度にハッとさせられることが多い。

ミーハーな性格なので、「周りに流されない」というのは大事にしていきたい。具体的には、「いいね!」されたいがための行動をせず、自分のために時間を使う。地道に腕を磨く。

68 :Trader@Live!:2010/02/06(土) 17:10:08 id:hJ7qoVYc

584 本当にあった怖い名無し sage 2010/01/31(日) 18:52:59 id:aVVEVNx3O

 

運が良くなるコツ。それは自分で決める事。

掃除で運が良くなるのもこの原理。

自分で何処を掃除すると決め実行し、配置を考え捨てるモノを決断する。

だから運が良くなる。

 

意外と自分で決めてない人が多い。

例えば見たくもないドラマを友達が見てるからと言ってみる。

その時間本当なら自分の役に立つ事に使った方がいいのに、

友達=正義になってる。

 

友達も大事だけど、自分をまず大事に。

自分のすべきことに目を瞑り、

友達とわいわい騒ぐ事をよしとする誰かの受け売り。

 

これに甘んじている限りは運がよい人にはならない。

自分の価値観と足で歩く人に運はついてくる。 

2013年にやったこと

思いつく限りに挙げていくと、こんな感じ。

  • 注文住宅を建てた
  • 30歳になった
  • 地元イベントの実行委員になった
  • クルマを売った
  • ディレクターになって1年が経った

やっぱり、家という人生最大の買い物をしたことがぶっちぎり1位の1年だった。現実味のない金額の買い物をしたことで自分の金銭感覚が明らかに変わった。

Amazonで数千円の衝動買いをすることもなくなり、惰性で契約していたネットサービス等の有料プランも解約した。節約について今までの人生で一番考え、実行できていると思う。今まで結構ズボラだった金銭感覚に対しては、半ば背水の陣的に意識改革できたと思う。

あと、今まで知らなかった社会の仕組みを知るきっかけにもなった。たとえば長期金利のこととか日頃の政治的ニュースが自分の生活にどう影響してくるのかも。

無理かも、と思っていることに挑戦しないと変化できないということは、今回家の購入を踏み切ったことで実感した。

いつだって、まず最悪のケースから考える

家を買うということは、ざっくり計算してその土地に10年以上は住み続ける、という意志の現れともとれるけれど、これを決心するにあたって最悪のケースもたくさん考えた。

大きな地震が起こって放射能やなんかの影響でこの土地に住めなくなったり、津波で家が流されたり、はたまた色んな事情で売り払うことになったとしたら...。とか。

妻や親には申し訳ないが、そうなったらそうなったで、まぁしょうがないかな、と思っている。お金がなくなって家を手放す、というのは避けたいけれど。

自分含め家族の身体が健康で、色々なことを考えたり想像できるこの頭があれば、最低限はそれでOK。そういう考え方を理解してくれる妻の存在はとてもありがたい。

何事に対しても最悪のケースを想定するそういう考え方は、幼少時代をちょっぴりハードな環境で育ったから育まれたのかもしれない。

家が完成する前から家を失うことを想像しているのは変な話ですが、自分的には、それは真剣に考えていることの現れでもあります。

思い出したくないこともあるけど、記録として

土地から家を建てることは個人的な感覚で「結婚式の打合せの8倍くらい大変」だった。決めること、調べること、が次から次へと出てきて、家探しから始まり土地探し、土地の契約からローン審査、家の設計、材料の選定、地鎮祭・上棟式の準備、現場確認、、と思い返せばそれぞれの工程が大変で、思い出したくないことも。

そんな、自らの首を締めるような作業のおかげで、満足度も高くなっていった。(と思う)

その辺りの苦悩の話は、家の完成も近いので、記録として書き始めようと思う。これから家を買おうかどうか考えている人に向けて、ほんの少しでも参考になれば...。