【書籍レビュー】成功者の絶対法則 セレンディピティ
- 作者: 宮永博史
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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セレンディピティとは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。(wikipediaより引用)
あえてセレンディピティという言葉を使わずにレビューします。いつも外からの情報に対してアンテナを張っておいて、それらの情報に対して受け身で理解するのではなく、本質はどこなのか?という部分まで掘り下げて考えるクセをつける。そこで深く考えたことをたくさんストックしておくと、あるときふっとひらめきが訪れる。
以下、本書の中でもたびたび登場する表現に自分の解釈を加えてみました。「しかるべきタイミングが訪れたときにチャンスを掴むことができるかどうかは、自分自身をあるレベルまで高められているか、達しているか、ということが前提条件。だからといって努力した人が全員チャンスを掴んで成功できるかというと、そうではない。ただ、努力すればするほどチャンスに対して敏感に反応できる。」
話は変わって、数人が集まって行うブレインストーミングという行為について、この本を読んだ後でもう一度考えてみた。
効果的なブレストとは、ブレスト中に考えようとするのではなく、いつも考えていたことをブレスト中にきっかけをお互いに与えることで思い出して発言していくというやり方ができているかどうか、が一番のネックだと思う。本来の意味でのブレストとは、みんなでひとつのことを考えて磨き上げていくことではなくて、まったく違うもの同士をかき混ぜるところから生まれてくるアイデアを拾い集める作業なんじゃないでしょうか?
そして、案外ないがしろにされがちな「アイデアを大事に育てる」というプロセス。生まれたてのアイデアは壊れやすいのです。
以下、メモ書き。
・「なぜならば」と「だから」は論理的思考のエレベーター。
29:話題のキーワード「セレンディピティ」なエピソード:柳澤大輔「面白法人カヤックのいきかた」
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20061107/252888/