仕事始め、メモをとること、そしてものまねについて。
仕事始め。
年始恒例のイベントがあり、全社員が集まりました。
色々な人の話を聞き、感じたことをその都度メモします。
メモする内容は、その人が喋ったことではなく、
その話を聞いて感じたことを自分の言葉で書き殴る感じ。
新人の頃は、メモをとる姿勢を周りに見てもらうことで
「一生懸命さのアピール」になります。
しかし入社後4年経った自分にとっては、
メモをとることの意味は「自分の思考の整理」のためだけのものになります。
それでも、周りでメモをとる人が少ない中でメモをとるのには
なんか少しだけ抵抗があります。ちょっと恥ずかしい感覚に似たような。
それは「メモをとること=スマートではない」という、
変なイメージが邪魔しているからなのでは、とちょっと思ったりするのです。
極端に例えるならば、
「電車内では目立つ行動をすると恥ずかしい」
という感覚に似たような、そんな感じ。
まぁいいや。
後から自分が見る用に
そのメモ書きから抜粋してみます。
- 悩んでる人は周りを頼るといい。いや、とにかく頼れ。
- リーダーと社員の意識の違いは、自分都合か組織都合かという違い。
- 「イケてないこと以外はなんでもやって良し。」
以下はソーシャルゲームの企画・運営に対する自分の思いのメモ書き。
- 何でも、何らかの制限を持っている。それは武器にもなり弱点にもなる。
- 自分に肩書きがつくと、周りが自分を見る目がガラリと変わる。変わらなきゃという意識が芽生える。
- 先輩社員には、新しく入ってきた人に対して文化共有する使命がある。
- サービスやゲームにおける武器がなんなのかを常に意識して追求しないと、芯がブレて面白みがなくなり、わかりにくいもの(伝わりにくいもの)になってしまう。
- 本当に面白いところはハマっているユーザーにしかわからない。
- 冷静に分析するのも必要だが、ゲームに熱中している人しか感じられない「気持ちよさ」「ストレス」の分析はもっと大事。
- わかりやすさを楽して得るには既存のものを真似ることが一番の近道ではないか?
- 機能、システム以外で演出をいれることができるセンスが求められている。
- デザイナー、エンジニア、ディレクター、役割分担して作るだけじゃダメ。個々の持ち味、センスが発揮できる状態ではじめて面白いものが出来上がる。
こうやってけっこう真面目にメモしてるんですが、
社長の話になると、社長の口癖をメモし始めたり、
仕草や「間」をチェックしたり、
メモの内容がまるでネタ帳に。
自分、趣味が社長のものまねなもので。
ということで、人間観察はものまねの基本です。
しかし、ものまねのための観察が、
いつしか人の心理を読む訓練にもなっているのです。
ものまねすることの良い効果については、また書こうかな。