おとやすみ日記

ゲームプランナー、一児の父です。

ユー・ガット・メールを見た。もう13年前の映画かぁ。

直接会ったときには言えないことや
普段なかなか言葉にはしない考え方も、
インターネットや携帯のメールが普及してからは

相手に簡単に伝えられるようになった。

同じ相手でも、
学校だったり、職場だったり、公共の場所では
無意識に、話す言葉や態度を変えているよね。
それぞれの立場もあるし。

そうやって、みんな無意識に
場所に応じた「役割」を演じているのだから、
まだひとつの場所でしか相手のことを見ていないのならば
その人のことを分かっているとは言えない。

同じ相手と色んな場所を共に過ごすことで、
相手の話す言葉や態度の変わりようを知ることで、
相手のことを知り、好きになったり
はたまた嫌いになるのかもしれない。

でも、なんとなくだけど、人のことを嫌いになるときって
その人とまだひとつの場所でしか会っていないからだと思う。

(だって、職場や学校での顔とは違う一面を見て
 その人に対する見方が変わること、あるよね。)

オンラインでの心の中のやりとりがきっかけで
実際の行動すらも変えてしまう今日、
思っていることがひとつあります。

それは、昔の人が思い描いていたテレパシーって、
インターネットのことなのかもしれない、ってこと。

手紙という似たような手段は昔からあったけれど、
今はこうやって遠く離れた相手でも
瞬時に思いを伝えられる。

これってヒトの長い歴史から見てみれば、
超能力が使えるようになったかのように
すごいことだと思うんです。