おとやすみ日記

ゲームプランナー、一児の父です。

軽井沢旅行。

なんだかんだでiPhoneメモ帳が使いやすい。

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8/23、午前7:42東京駅にて新幹線を待っている。

おとといの夜から急に身体中に蕁麻疹が出て、辛い二日間だったが、塗り薬を四本消費し、処方された漢方を飲んでいたところ、身体全体にまばらに出ていたたくさんの赤い斑点は、起床時にはほとんど消えるようになった。とはいえ謎の発症からまだ二日しか経っておらず原因も不明なため、お酒は控え、また、ジャンクな食べ物も避けるようにし出したところだ。

これから妻の友達の結婚式のため、軽井沢に出発するが、この旅行から帰ってくる頃には完治していることを期待したい。

原因は色々考えられるが、食べ物か疲労&ストレスのどちらかではないかと。

これまで約30年生きてきて、幸いアレルギー的なものには全く縁がなかったため、今回の症状は、非常に辛い。というか、かゆい。かゆ、うま。

9:30、軽井沢到着。天気は雨。

湿気もなく、涼しい気候。さすが雨男、期待を裏切らない。以前軽井沢に訪れた際は、ハーフマラソンを走り切ってそのまま帰るだけの弾丸ツアーだったので、避暑もリゾートもなにも感じることができなかった。弾丸ツアー、というが、弾丸だったらそもそも帰ってこれない意味ではないのだろうか。軽井沢駅では草間弥生ちゃんのキツめなポスターにお出迎えされたのだった。

さて、この後は宿泊先であるペンションへ荷物を置きに行く予定。その後は、妻のみぞ知るところである。

12:56、ペンションに荷物を置き、NaturalCafeina(ナチュラルカフェイーナ)へ。

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アサイーボウルを初体験した後、旧軽井沢銀座へ。いわゆる観光地的なお店が並ぶ。ジャムやハムを試食。ジョンレノン行きつけだったというパン屋にも入店。雨は小雨だったり止んだりの繰り返し。音霊クローズのニュースを知り、驚く。

14:12、アウトレットに到着、スタバにて休憩。

雨は強くなり、午前中に旧軽井沢銀座ブラブラをしといて良かったと思う。アウトレットには興味はないが、タイムセールもあり、思いの外安そうなのでランニングウェアでも良いのがあれば買おうかと。

21:39、だいぶ間があいてしまった。

今は宿泊先のペンションの部屋で、屋根に落ちる雨音を聴きながらリラックスしているところ。

リラックスすると副交感神経が活発になる影響か、またもや蕁麻疹が出てくる。今日は、足の先に集中。雨の中濡れた靴下をずっと履いていたからだろうか。

数日間身体の様子を観察しているが、原因は肌への刺激か食べものではないかというのが濃厚。

妻の幼馴染みグループの一人が結婚式を挙げるため、今回軽井沢に来ているが、ネットもテレビもない生活がこんなにも有意義に感じられるとは。こういう感覚、久しく忘れていたなぁ。

暇をケータイやSNSなんかでつぶすのではなく、暇を味わう余裕。

8/26 10:02、天気は昨日の大雨から打って変わり、晴天。

結婚式日和である。それにしても軽井沢は過ごしやすい。蒸し暑さ、ゴチャゴチャした街の息苦しさが皆無。昨日の雨も、林の中に降る雨音は、今思えば最高であった。晴天は嬉しいが、山の天気の変わる様を思い出すような雨天も、好きだなぁ。さて、これから支度をして、結婚式へ。

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11:27、ペンション前までバスがお出迎えしてくれ、式場のアネーリへ。

途中の並木道、その中にでーんとお屋敷別荘や高級車が何軒も立ち並ぶ光景を目に、「こんなところに一ヶ月もいたら、俗世に戻れないだろうなぁ」と思いふける。逗子の高級住宅街を見慣れているせいか、そんなに驚きはしないのだが、いつも思うのは自分とは住んでいる世界が違う、、という諦めにも似た思い。

式場に到着、待合室にて待機。冷房が強いので、こっそり設定温度を23度から26度に変更。受付開始は12時らしい。ウェルカムなドリンクで、ジンジャーエールを出してもらう。

この感覚、過去にもあったなとおもったがすぐに理解。結婚式の打ち合わせ時のシチュエーションもこんな感じだった。ラグジュアリーな部屋で、ソフトドリンク。

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今回の旅行のメインである結婚式を意識してか、昨晩は結婚式の夢を見た。姉の結婚式でスピーチをする内容を、直前に考えている、といった内容の夢だった。二人の出会いをモノラルとステレオの違いにかけて、なにかうまいこと言おうと頭をひねらせていた。よくわからん。

17:25、軽井沢アウトレットにて。

スーツなので道行くすれちがう人に、結婚式だ、と言われる始末。式は終わり、バスで軽井沢駅下車。本当はペンションまで行くつもりだったが、運転手さんが道に迷い、同乗していた人の新幹線の時間に間に合わないという理由で引き返し駅へ。

それにしても晴れて良かった。式も良い内容で、自分たちの結婚式を思い出した。傾き始めた太陽を背に、待ちぼうけ。スーツ姿、アウトレット内ではとても目立つ。真夏だが、軽井沢はおよそ10月の気候くらいなので、スーツ上着を着ていてもちょうどいいくらい。ただ、昨日から歩き回ったりで、眠いし足が棒のようだ。

18:45、寒がる妻がストールを買いたいと言うのでアウトレット内を歩き、無事ストールGET。

さっそく包まって満足な様子。その後、さすがに徒歩で2kmほど先のペンションまで戻るのは断念し、タクシーを拾う。途中で、天皇陛下が通るとかで渋滞に出くわす。タクシーの運転手さんは並木道の抜け道を駆使して華麗にすり抜け、昨日乗った距離と同じ1000円で到着。

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22:39、お腹も減ってないので、そのまま就寝。

一日慣れないスーツを着たせいか、疲れました。

8/26 9:51、朝、雲場池に散歩。

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人も少なく、雨がしとしと降る中での散歩は、気持ちが良い。少々寒いが。一昨日も行ったカフェへ再び。週末だからか、鎌倉のカフェのような混雑ぶり。女子たちは皆、名物のアサイーボウルを頼んでいる。寒いのに頑張る女子たち。さて、宿に戻りチェックアウト。

11:15、雨上がり、荷物を駅のロッカーに入れてアウトレットへ。

雨が降ったり止んだりなので、サイクリングはやめてゆっくりウィンドーショッピングすることに。軽井沢と言えども週末のショッピングモールとなんら変わらない光景に、少々疲れながらも、なにか安くて良いものはないかと歩き回る。お土産も買わねば。

12:15、お土産をひと通り買い、アウトドア、レゴなどを見て回る。

欲しいものは特になし。妻は洋服を見に周り、自分はそろそろ疲れて来たため、ベンチで休憩。よくセール会場で見かける、付き添いできたお父さんの溜まり場と化している。新幹線の時刻は19時過ぎ。ここから再び軽井沢の並木道には出ない予定なので、午後もおそらくショッピングモールで過ごすだろう。

軽井沢といっても、閑静な避暑地と旧軽井沢銀座のような観光地、そして商業的なショッピングモールと、色々な見所があるが、ショッピングモールはやはり全国どこにでもある光景のため、買い物客も多く、少々疲れる。歴史ある別荘が立ち並ぶ並木道がこの旅行で一番印象的で、魅力を感じた。

12:46、アウトレット内のカレーハウスで信州ソーセージカレー。

1400円。チキンカレー1000円と比較しても、高いぜ。

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19:45、帰りの新幹線車中にて。

お昼にカレーを食べた後、そのままゆっくりでも良かったんだけど、ここはアクティブに、レンタサイクルでふたたび軽井沢の森の中へ。やはりショッピングモールよりこっちだな、うん。

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軽井沢駅から自転車で20分ほどの、離山房というカフェへ。ここはジョンレノン一家がかつて軽井沢を訪れた際は行きつけにしていた喫茶店として有名らしく、店内にはゆかりの写真や、妻ヨーコからの手紙などが飾られていた。写真に映るお店のおばちゃんは、ふとカウンターのほうに目を移すとまだまだ現役でいらっしゃった。有名店だからとひっきりなしにおとずれるお客を適当にあしらうこともなく、むしろお客さんに気さくに話しかける姿には和ませてもらった。ジョンお気に入りだったという特製ブルーベリージュースを飲み、写真を眺めるひとときは、とても有意義なものだった。

離山房を出たあとは、林のなかを自転車で駆け抜け、軽井沢駅へ。自転車を返した後、仕事の対応が入ったが、そもそも自分の不手際に依るものだったため、休日にたくさんのメンバーに対応してもらい不甲斐ない始末であった。二時間後、最後は軽井沢駅内の日本最古の駅そばでうどんを食べ(蕎麦だと蕁麻疹が出るかもしれないため)新幹線へ乗り込んだ。

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席に着くと妻がビールを買ってきてくれていて、お疲れ様と。疲弊しところへの嬉しいサプライズであった。

21:40、横須賀線車内にて。

北鎌倉通過。本当は帰りたくなかったが(笑)、大人なので明日以降の事を考え始める。軽井沢と逗子、鎌倉。違う部分はあるけれども古くからのリゾート地、という観点では色々と共通点があった。

富裕層向けのリゾート地であったことなど。この数日、意識的にtwitterfacebookへのアクセス頻度を減らす代わりにこの日記をつけていたのだけど、このほうが後からみてより詳細に当時の旅の思い出を振り返ることができるように思う。

未来の自分のために続けるべきことは、こっちなのかもしれない。

以上、本文ママ。