「ゲームは楽しいもの」だけじゃつまらないよ。
僕も、切なさを感じさせるものを作りたい。
「僕も、」であるその理由。
それは、糸井重里さんがMOTHERシリーズを作る上で
「切なさ」を大切にしていたと
雑誌のインタビューで言っていたから。
その思いにはとても共感する。
そう、きっと僕は
糸井さんが作った「MOTHER1〜3」に対するアンサーとして
「自分だけのMOTHER4」を作りたいんだと思う。
昨日、カートゥーンネットワークで放送していた
「こまねこ」を夫婦二人で見ていて、
優しいキャラクター達によって綴られるいいストーリーに
ちょっと泣きそうになった。
切ない気持ちは、やさしいトラウマだ。
「切なさ」を表現したいんじゃなくて
「切ない」瞬間を表現したい。
「切ない」を表現する上で大切にしたいのは、
言葉とグラフィックだ。
僕は、同じ職場で働いている
「コピー部」のメンバーをとても尊敬している。
今までにない新しい可能性を感じている。
だから、もっと一緒にものづくりをしたいと思っている。
「この気持ち、どうしたらいいかわからない」
と思ってもらえるようなゲームを作りたい。