寝不足の火曜日。
朝起きると、時刻は7時前だった。
リビングのソファーで横になり、そのまま落ちてしまったようだ。変な姿勢で横になったせいか、頭も体も痛い。どうしても午前中までに終わらせなければならない仕事に取り掛かったまま眠ってしまった。
これはまずい、と出社まであと2時間弱。妻の用意してくれた朝食も食べることができず、PCとにらめっこ。10分で支度をし、遅刻ぎりぎりの電車に乗り、運良く座れたのでまたPCを開く。自分のせいであることはわかっていたが、とにかく肉体的にも精神的にも最悪の状態だった。
そんな一日のスタートを迎えたが、仕事に追われているうちに、テンションは否が応でも上がってくるものだ。そうしなければ、仕事が前に進まないからだ。
なので、とにかく、目の前の仕事を必死にこなす。
…と、ここまで書いていて相当欝だな、と思ったが、きょう一日の終わりを迎える瞬間の気分は、心地よいものだった。
必死に仕事をこなす中でも、決して手抜きをしたことがない作業があるのだが、きょうはその仕事に対してお客さんであるユーザーから、直接感謝の言葉をもらったのだ。
「やっててよかった」と思える瞬間である。自分のやっていることが、意味のあること、他人の心を動かしたんだ、という実感。
おかげで、明日も頑張れる気がします。