おとやすみ日記

ゲームプランナー、一児の父です。

去っていく人に決意があるように、残る人にも決意はある。

誰かが会社を辞めるとき、

去り際に本人が皆の前で挨拶する機会というのは

どこの職場でもよく見られる光景だ。

そして、辞める人は

何故自分はこの職場を離れるのか?

新天地で何をするのか、したいのか?

など、いまの気持ちを自分の言葉で語る。

その話はとても力強く、決意に満ちていて

聞いているこちら側も

ハッとさせられることもある。

しかし、そんな辞める人の話を聞いて

それに影響されたり、

迷いが生まれる人もいると思う。

そんな人に言いたいのは、

去っていく人に決意があるように、

残る人にも決意はあるんだよ。ということだ。

会社に残る人が、

力のこもった決意を皆の前で話すことは

日常的にはそうそうないだろう。

だから、辞めていく人の話は

余計に魅力的にも感じる。

今の状況に不満や迷いがある人にとっては、

自分の思いを正当化してくれるような

気分にもなるだろう。

***

自分から変化を求めて環境を変えるというのは、

自分を成長させるし、

素晴らしいことだと思う。

でも、変化を求める理由が

自分の前に立ちはだかっている壁から

逃げるためという場合もある。

逃げの理由だったとしても、

それが100%悪いことではないと思う。

自分が活躍できるかどうかは

自分次第だけではなく

周りの環境やタイミングによっても

大きく左右されるものだと思うから。